産まれた時より、よく泣くように。
赤ちゃんは、生まれて1週間位経つと、
少しずつ元気になり、よく泣くようになります
黄疸も、手足から引きはじめ、お顔の黄疸が最後になくなります
赤ちゃんの体重は、生後2週間で生まれた時の体重に戻るくらい
ゆっくり増えていましたが、
最近はミルクをたくさん飲ませており、
退院するときには生まれた時の体重に
戻っていることも多く見かけます。
まだまだ寝ている時間が
多めです。
昼夜逆転になりがちな時期
お昼はよく寝てくれるのに、夜になるとよく泣いて寝てくれないことも多いです。お腹の中にいるとき、赤ちゃんが良く動いていた時間と一致しませんか?
昼夜逆転は、歩きながら抱っこして付き合ってあげましょう。
おっぱいや、ミルクが足りないのかと思って、たくさん飲ませすぎると
ミルクを吐いたり、赤ちゃんのお腹にガスがたまってパンパンになり、しんどくてさらに泣きます
赤ちゃんは、おっぱいを飲んでもすぐに寝ません。
周りをキョロキョロ見ていたり、少し微笑んだり、見つめたりします。
ママのことは、生まれた時からちゃんとわかっていますよ。
この時期のおっぱいの飲ませ方
退院して1週間位の間は、赤ちゃんが泣いたらおっぱいを飲ませるといいのですが
おっぱいが張って、硬くなっているので、吸わせても乳首を浅く吸うため、
乳首の先がぺたんこにつぶれたり、水ぶくれや血豆ができたり、切れてしまったりなど
おっぱいを吸わせたとき、痛くてつらいときは、早く助産院へおいで下さい。
とにかく上手に、痛くないように吸わせることが大切なのです。
ミルクを足すときは、ミルク缶に書いてある量の半分くらいから始めてみましょう。
生後2週間後から、赤ちゃんの体重はメキメキ増えてきます。
1日25~30gくらい増えていれば充分。
おしっこが6~7回以上、ウンチも1回以上出ていればいいです。
3週目頃より次第におっぱいも出が良くなり、赤ちゃんが飲むときむせることもあります。
授乳の間隔が2時間から3時間で、おっぱいを飲む時間も20~30分位で終わりたいですね。
しかし、まだまだリズムは定まりません。焦らず、赤ちゃんに寄り添ってください
産後のからだは、まだまだ労って。
ママは産後3週目までは、お布団を敷いてゆっくりしてください。
産後は気持ちが高ぶっているので、動けそうな気がするのですが、
出産の疲労回復と、ホルモンバランスや、体の血液やリンパの流れの変化、
子宮の回復、おっぱいの変化など、体が急激に変化しています
そして、昼夜の授乳やおむつ替え、抱っこ・・・ と、育児のスタート。
出産前の生活とは全く異なるので、赤ちゃんが寝ているときに一緒に寝てください。
里帰りする方、お母さんに来ていただく方、ご主人に協力してもらう方等、様々です。
ひとりで過ごさないといけない方は、産後のファミリーサポートなどの公的機関を
ぜひ利用してください。
無理をしていると、産後2~3ヶ月頃、疲れが出たりしますよ。
来客も、お母さんも赤ちゃんも疲れてしまうので、そこそこにして頂きましょう。
お乳にやさしい食事とは。
そして、お母さんの食事の内容は、母乳の質にとても影響があります。
油料理などの油分の多い食事や、脂身の多いお肉の料理、
洋菓子やチョコレートなど、バターをたくさん使ったお菓子類などは
控えましょう。
油分の多い食品を摂ると、母乳がとても油っぽくなります
赤ちゃんがあまり飲みたがらなくなったり、赤ちゃんのお顔に湿疹が出たり
赤ちゃんのお腹にガスがたまりやすくなり、不機嫌になります。
また、おっぱいが詰まって乳腺炎になったりすることもあります。
個人差や、おっぱいの状態により異なりますが、
おいしい母乳のための食事は、ご飯やお味噌汁、野菜の煮物や、あえ物、お魚料理など
和食をお勧めします。
特に産後の3ヶ月頃までは、赤ちゃんも小さく、授乳もまだ安定していないので、
気を付けた方がいいです。
月齢ごとのおっぱいアドバイス
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