TEL  082-923-6920

広島市佐伯区楽々園1ー1ー11

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0ヶ月-1
出産から退院まで

出産後から退院までの約1週間

おめでとうございます。

そして、本当にお疲れ様でした。

とてもちっちゃくて、かわいい赤ちゃん

ママのにおいも

声もちゃんとわかってますよ

出産は、お母さんも赤ちゃんも命がけ!

初産の方は特に、出産の大変さをつくづく感じられたことでしょう。

産後は、気持ちも高揚して、眠れないこともあります。傷の痛みや、筋肉痛や、腰の痛みもあります。悪露もたくさん出ます。とにかく、まずは休んで疲れを取りましょう。入院中はお母さんも赤ちゃんも、日毎にどんどん変化していきます。

 

出産して2時間ほど分娩台にいるとき、お母さんも赤ちゃんも調子が良ければ、お母さんのおっぱいを少し吸わせてみましょう。

おっぱいがまだ張っていないし、硬くないので、

吸い付きやすいです。

赤ちゃんに、これがママのおっぱいですよ~って。赤ちゃんは本能的に舌を出して吸い付こうとしますよ。調子が良ければ出産後8時間くらいから、授乳が始まります。左右5~10分位ずつ、吸わせましょう。

病院の助産師さんに、抱き方、吸わせ方、おむつの替え方、何でも教えてもらってくださいね。

授乳することで、お母さんの体の回復も

良くなります。

この頃の赤ちゃんの様子

赤ちゃんは、生後4~5日頃、生まれた時の体重から5~8%は減ります。羊水の中にいた状態から、

大気の中での生活になったのでお肌も乾燥します。

おしっこも、黒っぽいウンチ(胎便といいます)も出ます。生まれて2~3日までは、よく寝ているし、まだたくさん飲めません。

だから、体重が減るのです。

はじめのうちは、お母さんのおっぱいがあまり出ていなくてもちょうどいいんです。

おっぱいを吸ってくれるだけで、その刺激によりおっぱいが次第に張ってくるようになるし

だんだん出始め、そのうち飲めるようになります。

 

赤ちゃんは、生後4~6日頃、黄疸も強くなります。これも、正常な経過なのですが、時々黄疸が少し強くなり、光線療法を受ける赤ちゃんもいます。

 

最近、退院が4~5日目と早くなっており体重減少や黄疸がピークの時となるため

体重が減り過ぎないように、黄疸も強くならないようにと早くからミルクを飲ませる産院も多くなりました。できるだけ、おっぱいを吸わせてから、ミルクは控えめに飲ませたいものです。

お母さんのおっぱいの変化

お母さんのおっぱいは日毎に変化してきます。

産後2日目頃から全体が張り始めカチカチになることもあります。焦らないで、水で濡らしたタオルでも当て、軽く冷やしてください。

丸1日経つと、少し落ち着き、おっぱいも出はじめます。

 

おっぱいが全く張らない方もいます。出ないのかしらと心配しないでください。

張らなくても、赤ちゃんに吸わせると刺激が伝わってちゃんと出るのです。

乳頭が短い、扁平、陥没しているため、赤ちゃんが吸い付けないという方も多いです。

とにかく張らないうちに、まず吸わせることと、張ってきたら、吸わせる前に

指で少ししぼる様に乳輪から乳頭を柔らかくして、吸わせるといいです。

乳頭保護器を使うより、できるだけ直接飲ませるようにした方が早く飲めるようになります。助産師さんによく見てもらってください。

退院するとき、授乳がうまくいかないとか飲めているのか心配な時、飲ませるときとても乳首が痛いなど、そんなことがあれば、お母さんと赤ちゃんの体調が良ければ、できるだけ早めにふじわら助産院においで下さい。

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