TEL 082-923-6920
広島市佐伯区楽々園1ー1ー11
母乳の味ってどんな味でしょう?
いつも同じ味なのでしょうか。
母乳はさまざまなものの影響を受けて、
その質は常に変化しています。
その乳質の変化による刺激は、赤ちゃんの成長の上で、とても大切なものとなります。
ミルクはいつも同じ味です。
メーカーにより味や香りは異なりますし、
多少の温度変化はあるでしょうが、
味わうというより、飲んで満たすという飲み方です。
母乳は、お母さんの体のなかのおっぱいで作らます。
ですから、お母さんを取り巻くすべての事
(気候や風土、体質、体調、ストレス、食生活などなど)の影響を受けて、
1日の中でも、産後の日数でも、いつも同じではなく、左右のおっぱいでも異なり、
母乳の質は常に変化しているのです。
赤ちゃんは、五感をフルに働かせ、
この質の変化している母乳をしっかり味わいながら
飲んでいるのです。
飲みながら、うなる、引っ張る、反り返る、
たたく等するときは、
ちょっと文句を言ってるかな・・・ とおもいます。
逆に、目をしっかり開いてこくこく飲むときや、
飲み終わってにこにこ 機嫌よく遊ぶ、
おしゃべりするというときは、
満足してると思います。
毎日毎日、1日8~10回も、
授乳のたびにこの刺激を受けながら
飲んでいるのです。
赤ちゃんの脳はすさまじい勢いで
日々成長しています。
体も新生児期は体重が
1日25~30g増加するということは、
大人のように脂肪がつくのではなく、
脳、骨、皮膚、内臓、筋肉、血液、神経・・・など
すべての器官が成長しているのです。
1年で、3㎏の赤ちゃんが9㎏くらいになり、
ねんねの状態から歩けるくらいに成長します。
おしゃべりもできるようになるし、
ご飯も食べれるようになるという、
すさまじく成長する期間が、
この乳児期なのです。
その中で、この母乳を飲むことで得られる
非常に多くの刺激は
赤ちゃんの成長の上で、
とても意義深いものとなり、
良好な乳質による刺激は、
さらに有効に作用するでしょう。
桶谷式はこの乳質をとても大切に考えています。
その為に、授乳は3時間ごとに、
食事も高カロリーは控えめに、
ちゃんと抱っこして、短時間で上手に授乳して、
赤ちゃんが歩くまでしっかり母乳を飲ませて・・・
ということを勧めています。
お母さんも赤ちゃんも調子のいい時は、
自然にこのリズムになり、
それがすごく楽な、
自然な育児となっていくのです。
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