TEL  082-923-6920

広島市佐伯区楽々園1ー1ー11

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断乳について

赤ちゃんが生まれて1才半くらいになり

一人歩きができるようになると

ご飯も大人が食べているものを

欲しがるようになります

そして、手づかみして、

自分で食べるようになります。

ことばも少しづつしゃべり始めます

ママが話していることは、

ほとんど理解できるようになります。

 

こんな様子が見られてくると、なんだか子供になってきたなと感じるようになります。

 

断乳は、そのような子供の成長がみられ

気候もできるだけ良いときに

ママと赤ちゃんの体調が良く

家族の協力が得られる日程を考慮して

おっぱい生活とサヨナラします

断乳まで、授乳はしっかり続けていただきます。

 

ママも赤ちゃんも

お互いが納得して、よい断乳を迎えられるよう

断乳前からおいでいただきます

おっぱいの調子を整え、ママの食事も気を付けながら

最後までおいしいおっぱいをしっかり飲ませます

赤ちゃんにも、断乳についてちゃんとお話しておきます。そうすると、とてもあっさりと、おっぱいにさよならしてくれます

 

ママのおっぱいも、断乳の翌日はとても張りますが

次の日には少し落ち着いてきます。

断乳から3日後に手技を行い、おっぱいもママの体もとてもすっきりします

その後は、また少し張りますが、

次第に吸収されていき、

1週間後、それから3週間後と手技を行うことで

おっぱいがさらにすっきりとし、お乳の分泌も停止します。

 

また、断乳のケアーをすることで、次の出産後のおっぱいの調子も良くなるでしょう。

 

母の体調が良く、乳がん検診も、とても解りやすくなります

 

職場復帰する前に断乳をするべきなの・・・

保育園入園までにやめないといけないの・・・

 

決まりはありません。

はじめての集団生活は

お母さんから離れ

お家と全く違う環境で、1日過ごします

たくさんの子どもの中での生活がはじまります

赤ちゃんには、とても刺激的な毎日です

 

入園早々から

いろいろな病気をもらってしまい

お休みすることもよくあります

子供の調子の悪いときにおっぱいがあると

とても助かるし、お互い気持ちが落ち着きます

 

入園して3ヶ月くらい経つと

赤ちゃんも、保育園生活に慣れて、

病気もあまりしなくなるでしょう

お母さんも、仕事と子育ての両立の生活に

慣れてくるでしょう

 

可能であれば、

授乳しながら職場復帰をされてはいかがですか?

復帰後も時々おいでいただくと、おっぱいの調子が良くなり

よく飲んでくれるでしょう

 

そして、仕事の状況と子供の調子が良いときに

断乳されてはどうですか?

 

授乳と仕事の両立はできない、と思われる方は

入園前の断乳も応じます

一緒に考え、お母さんとお子さんにとって

良い断乳ができればいいと思います

 

卒乳について

卒乳という言い方もあります

赤ちゃんが、自分から、もうおっぱいいらない・・

となる時まで飲ませることをいいます

 

離乳食をよく食べるようになると、授乳の間隔が開いたりします

昼の授乳回数を減らして・・・

寝る前だけ添い乳で飲ませながら自然に・・・

夜中だけ飲ませて、そのうち・・

あるいは、夜間の授乳からやめて・・・

 

授乳回数を減らしていくと

母乳の出は減ってくるでしょう

母乳の質もだんだん変化していきます

そうすると

夜中にたびたび泣いて起こされたり

乳首をかまれたり

乳腺炎になったり

ずうっと吸い続けて、なかなかやめられなくなったり・・・

 

ママがしんどくならなければいいのですが・・・

 

 

もしお困りでしたら、おいで下さい

おっぱいの調子を整え、授乳の回数も戻していくと

赤ちゃんはおっぱいを再びよく飲むようになります

その方が、ママにとってずいぶん楽になるでしょう

それから、断乳を考えたらいかがでしょうか

 

自己断乳について

自分でおっぱいをやめた後で

来院される方もおられます

授乳中のいろいろなトラブルや、飲み方の癖などが

おっぱいの中に残っています

手技をしてできるだけ搾乳していきますが

しこりも取れにくいこともあります

時間がかかることも多いですが

ご自分で搾るよりすっきりするでしょう

また、ママの体も軽くなると思います

断乳は、赤ちゃんにとっても、乳児期から幼児期への節目となり

あかちゃんから急に子どもになったように

目覚ましく、日々成長していきます

ひとりでお布団に入り寝るようになり、

朝までぐっすりねて、目覚めもよく、すぐに朝ご飯を求めます

何でもよく食べるようになり、お茶もよく飲むようになります

ことばもどんどん増え、自己主張もします

遊びの内容も変わり、集中力のある遊び方をし始めます

お父さんにどんどん遊びを求めて行くようになります

お家の中も、赤ちゃんのいるお家から、一気に子供のいるお家になります

 

 

断乳を終え、ふっとふり返った時

授乳期間とは、赤ちゃんが生まれてからわずか1年半前後の間の

特別な期間だったと感じられるでしょう。

人生の出発点となるこの授乳期間で、子どもは計り知れないほどの成長をして

そしてこれからもさらなる成長を続けていきます。

ママにとっても、子どもにとっても、

母乳で育てたことは、

とても意義深いことであったと

きっと思われるでしょう。

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